攻防戦斯ク有テ思フ。~勇往邁進 偏~

タロザエモン

2009年09月01日 12:33

那覇は国際通り沿いにオープンして1年経った
沖縄プロレス。

このてぃーだブログでも
沖縄プロレス観客常連さんの記事以外にも
「観戦した!」という記事をよく見かけます

そんなあたくしも格闘を知らない全くのミーハー客として
観戦記の真似にもならない記述を書く様になって約10ヶ月。




書き始め当初はこういった内容を書く事を全く想像しなかった
というか書く事は無いだろうと思ってました。





(8/25発表:沖縄プロレス公式より)
カンムリワシ用高のラストマッチの
詳細が決定致しました。

8月30日(日)
時間無制限三本勝負
カンムリワシ用高 対 めんそ~れ親父




一番観たかった試合が
一番観たくなかった理由によって実現されました。




この日の会場は
すごい人出でした。

1年2ヶ月。

カンムリワシ用高選手とめんそ~れ親父選手が築き上げてきた
最後の瞬間に立ち会おうと
二人に縁のある皆さん
沖縄プロレスの常連である皆さんが
一同に会した日となりました。



































二人の仲の良さというのはもう公認で
あちこちで話題になるほどでした。


私がめんそ~れ親父選手にラジオ出演を依頼した際も
「用高と出ます」と二人がセットで来てくれて
楽しくトークをしてくれました











寝て
起きて
試合して
練習して
行事に出て
そして試合して















沖縄プロレス所属選手としての生活は
あくまで推測ですが
他では経験出来ない事も多かったと思います。












時間無制限三本勝負

一本目:めんそ~れ親父選手
二本目:カンムリワシ用高選手




















三本目:カンムリワシ用高選手







一番聴きたくなかったゴングの音が
会場内に響きました。







親父選手がフォールを取られた後
上に覆いかぶさる用高選手の肩を
抱き寄せて動かなかったのを覚えています。
























「正直、もっと休みが欲しいなあと思う事もありました。
でも僕らは、大好きなプロレスが毎日出来て幸せです。


広い様で、狭いプロレス界だから
きっとまた対戦できる時が来ます


親父!!
なあ、親父!!!

俺たちはプロレスラーとしてはまだまだだよな?
なあ、パイン!!マングース!!!
なあ!!??


(※パイン選手リング下より「負けねえからな」と涙声で応える)



沖縄プロレス1年生!!



俺たちで
もっともっと
もっと
もっと上を目指そうな!!」




































抱き合って泣くのは
もうこれが最後だ。





次に会う時
お互い違う何かを背負っての試合になる。




彼らはプロレスラーだから。















翌日8月最後の日
月曜日だけど大入りの会場
その日も変わらぬテンションの高い試合

沖縄プロレス健在でした。


メイン試合にて勝利を決めたマングース選手の挨拶

「昨日で、カンムリワシ用高選手が卒業しましたが
僕たちで沖縄プロレスをもっともっと盛り上げていきます!」




今年に入って二人の選手が卒業
一人の新人がデビュー
この先にもそういった事態が繰り返しあるのでしょう。





勇往邁進(ゆうおうまいしん)
意味は

困難をものともしないで
ひたすら突き進む事。










沖縄プロレス所属選手の皆さん
そして違う場所へ行く選手の皆さんの勇往邁進を
沢山の人々が見て感じてくれる事を願ってやみません。














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